オレオの依存性はコカイン並み−動物実験結果

Screen Shot 2013-10-17 at 8.40.49 AM10月17日のMedical News Today にとても興味深い記事が掲載されています。

ラットでの動物実験に置いて、オレオ(アメリカで大人気のクッキー。日本でも好きな人は多いでしょうか。)は、コカイン並みに依存性/中毒性が高い可能性があることを報告した実験があります。

コネチカット大学のSchroeder教授は高脂肪で高糖の食べ物の依存性/中毒性とそれらがどのように蔓延する肥満と関係があるのかを1つの研究テーマにしました。Schroeder教授は以下のように話します。

「我々の研究では高脂肪、高糖の食べ物が常習性薬物と同じように脳を刺激するという理論をサポートすることがわかりました。これは多くの人々がなぜ、身体に悪いとわかっていながら高脂肪、高糖の食べ物をやめることができないか、その理由を説明できるかもしれません。」

Schroeder教授とともに研究を行ったある生徒は、オレオを選んだ理由として、アメリカ人の大好きなクッキーであること。高脂肪で糖分も高いという条件を満たしていること。さらに、低所得層の人々にむけて宣伝されていることなどを挙げました。

彼らはラットを使った実験において、オレオを食べることで得られる脳内の幸福感はコカインやモルヒネで得られる幸福感並みに強いことがわかったと述べています。

実験内容はまず、迷路を用意します。迷路の片側でオレオを与え、反対側ではライスクッキー(高脂肪、高糖ではありません)を与えます。その後、オレオ、ライスクッキーなしで、ラット達を自由に動けるようにし迷路のどちら側でどの程度の時間を過ごすかという点を行動学的に分析しました。

次に新たなラットのグループにおいて、迷路の片側でオレオを与える代わりにコカインやモルヒネといった常習性薬物を投与します。反対側において、ライスクッキーの代わりに生理的食塩水を与えます。その後、先ほどと同じようにラット達を自由に動けるようにし迷路のどちら側でどの程度の時間を過ごすかという点を行動学的に分析しました。

結果ラット達はオレオを与えられた側でほとんどの時間を過ごし、その行動学は常習性薬物を投与されたときとほぼ同一であったことがわかりました。

Schroeder教授らはさらにこの研究をすすめました。ラットの脳内において、幸福を司る場所で生成されるc-Fosというタンパク質の発現量を測定したのです。これは、ラットの脳内において、どれほどの細胞がオレオまたは常習性薬物に反応して刺激されたかということを表します。

教授らはオレオが常習性薬物よりも多くの細胞を幸福を司る脳内において刺激したことを見つけました。これは迷路の実験におけるラットの行動を説明するものであり、さらには高脂肪、高糖の食べ物は常習性/依存性/中毒性がある可能性を裏付けるものです。

2011年のイェール大学の研究に置いても、食べ物の常習性と薬物の常習性は脳内における、同じような場所での活動を報告しています。

子供の与えるお菓子として、オレオが適切か否か。少し考える必要がありそうです。

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Posted on 10/17/2013, in オレオの依存性はコカイン並み−動物実験結果, ニュース. Bookmark the permalink. Leave a comment.

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